「ライター」の立ち位置

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くいしん twitter.com/Quishin

最近よくする話。

編集者やライターというのは基本的にプロジェクトの最底辺。若い人は、それをわかった上でライターを目指したほうがよい。

基本的には最底辺だったんだけど、ヨッピーさんや柿次郎さんやカツセさんやさえりさんのおかげでここ数年で徐々にその在り方が変わってきた。

これをわかった上で、メディアやライティングの価値をつくっていこうぜ!!!!

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なんでこれ言わないといけないかというと、今ってウェブメディアバブルなんです。

だからみんな、仕事は溢れている。

で、クライアントの悪口をツイートしちゃうとか、そういう事態が起きてる。自分のスキルの低さを棚に上げて既存の何かを叩くのはダサい。まずは自分で価値をつくろう。

お金の限界が見えつつある世界で。または文化の時代について

「金が正義」という経済の時代の終わりが本格的に見えてきたことによって、ビジネスや広告を主軸に働く人でさえも、「文化の時代」を意識し始めた。 文化とは“人の心の集積”である。「人の心」とは、愛、美意識、信念、矜持、

志村正彦を愛した皆様へ

あれから5年が経った。記憶を整理するのに5年という月日はきりがよくてちょうどいい。 僕にとってもそれは、悲しみを、悲しみとして告白できるくらいにしてくれる時間であった。 正直に言うと毎年この季節になると、志村について

185,000字で書く、andymoriのすべて(1/6)

アンディモリの原稿を書かせてもらうことにした。 もともと、アンディモリについてはいつか書きたいと思ってはいたのだ。けれど、彼らの作品に触れたことがある人には分かってもらえると思うが、彼らの楽曲はあまりに難解で複雑だ。